店舗・テナント・居抜き物件なら 店舗マッチ

\ お気軽にご連絡ください /

TEL03-5747-9003

事業用物件とは?購入と賃貸の違いやメリット・デメリットなどを解説

事業用物件とは?購入と賃貸の違いやメリット・デメリットなどを解説

2022-01-26

こんにちは、店舗マッチ編集部です!
・事業を始めたいけど、事業用物件は賃貸か購入した方が良いか迷っています…
・事業用物件のメリットとデメリットを教えて下さい!
上記のような悩みや疑問を解決していきます。
経営をしていく上で、事業用物件と契約するのか迷う人は多いでしょう。この記事では、事業用物件のメリットとデメリットや、契約する際のポイントを解説していきます。

事業用物件とは


事業用物件とは、事業を行う上で使う物件です。
借りる側のメリットとしては、大規模で店舗経営ができるので、お客さんが集まれば大きな利益を作ることができます。ただ、固定費が高くなるので、お客さんが集まらなければ赤字になる可能性が高いので気を付けましょう。
貸す側のメリットとしては、毎月安定した不動産収入を得ることができる点ですね。ただ、借り手が見つからなければ赤字になるので、需要がある物件を選ぶことが大切になります。

事業用物件と契約する4つのメリット


それでは、事業用物件と契約する4つのメリットを紹介していきます。
これから契約しようと考えている方は、是非ご覧下さい。

①好きなように内装を変えられる

事業用物件は、好きなように内装を変えることができます。
前の契約者が営業していた時の内装や外観のまま残している物件が多いので、自分達で好きなようにカスタマイズしましょう。
もちろん、契約が終わった時も内装をそのまま残して良い場合が多いので、退去時に無駄な費用が嵩むこともありません。
ただ、退去時の原状回復などは物件によるので、念のために確認しておきましょう。

②大規模な事業を展開できる

事業用物件は大きいので、大規模な事業を展開できます。
飲食店やジムを作るのであれば、物件は大きくないと利益にならないですよね。
お客さんが集まらなければ赤字になるというリスクもありますが、利益を増やしたいのであれば規模は大きくする必要があります。
大規模な事業を展開しようと考えている方は、事業用物件がおすすめです。

③低い金利で資金調達できる

事業用物件を借りるのであれば、多くの場合が銀行から融資を受けるでしょう。銀行の融資は金利が低いです。
その為、低金利でたくさんの資金を調達することができます。
注意点としては、融資先によって金利が変わる点ですね。金利を低く設定している融資先もあれば、闇金と同じような金利を設定している業者もあります。
融資先の評判や金利などは、必ず確認してから借入を行いましょう。

④事業が失敗しても投資にもなりうる

これは物件を購入した場合に限りですが、事業が失敗しても不動産投資として物件を利用できます。
事業用物件を借りたいと考えている人は多いので、需要はあるでしょう。
無理に購入する必要はありませんが、資金に余裕があるのであれば、選択肢の一つとして考慮して下さい。

事業用物件と契約する4つのデメリット


先ほどは事業用物件のメリットを紹介しましたが、デメリットもあるのでまとめておきます。

①初期費用が大きい

事業用物件は規模が大きいので、初期費用が必要です。
物件を借りる際には敷金と礼金だけでなく、内装費もかかります。また、会社が軌道に乗るまで時間がかかるので、
これから事業用物件を借りようと考えている方は、かなりの資金を準備しておきましょう。

②融資を組む難易度が高い

事業用物件は融資を受けられれば、低い金利で資金調達ができるメリットがありますが、難易度は高いです。
銀行側からすると、自己資金にもよりますが大きな金額を貸すことになるので、返済能力があるのか疑われます。また、事業が本当に上手くいくのか収支計画を細部まで見て判断するので、難易度は高いでしょう。

③管理や手間がかかる

事業用物件は大きな規模になるので、管理や手間がかかります。
時間が経つにつれて設備が劣化していくので、定期的に手入れをしなければいけません。もちろん、建物の修繕費も必要になります。
大きな規模になるほど、建物の劣化する部分が増えるので、管理や手間がかかるのは大きなデメリットになるでしょう。

④事業を直ぐに始められない

小さい規模の店であれば早くて数週間で店を営業できますが、店舗の規模が大きくなると内装などに数ヶ月はかかります。その為、すぐに事業を始めることができません。
事業を早く始めたいのであれば、小さい規模の店で営業をしましょう。
注意点としては、事業を早く始めたいという理由だけで店舗の規模を小さくする点ですね。営業が始めあれば店舗の規模を変えることはできないので、納得のできる店舗の規模を選定してから営業を始めましょう。

事業用物件は購入or賃貸?


上記のような疑問がありますが、リスクを低く抑える為に賃貸から始めた方が良いですね。
購入すると、事業に失敗した時に売却や不動産投資で収入を得ることができますが、初期費用があまりにも大きくなります。
一括で支払える余裕があるなら購入するのも良いですが、ローンを組んでまで物件は購入しなくて大丈夫です。まずは、初期費用を抑えられてリスクが低い賃貸から始めましょう。

事業用物件と契約する際の2つのポイント


ここまでの記事を読んで、事業用物件と契約したいと考えた人は多いでしょう。
そこで、契約する際のポイントをまとめておきます。

①内装費がどれくらい必要なのか

事業用物件は大きいので、内装費がかなり必要です。
ただ、前契約者の内装が自分の会社のイメージと合っていれば、新たに費用を払ってまで内装を変える必要は無くなります。
内装をどの程度変えるのかで費用は変わるので、見積もりを出して物件を判断しましょう。

②人が集まる立地にあるのか

事業用物件は大きいので固定費は大きいですが、お客さんを多く入れられます。その為、人が集まる立地を選べば、かなりの来客数を店に入れることができます。
お客さんが集まらない立地だと、来客数が少なく利益も出ないので、固定費が大きな負担になりますよね。
大きい店舗を借りるのであれば、人が集まる場所で営業をしましょう。立地が悪いのであれば、来客数も限られるので店舗の規模を縮小して下さい。

事業用物件を契約するべき人の特徴2選


最後に、事業用物件を契約した方が良い人の特徴を紹介しておきます。

①大規模なビジネスを行いたい人

ある程度大規模なビジネスを行いたい人は、事業用物件と契約しましょう。
初期費用や固定費は高くなりますが、上手くいけば大きな利益を得ることができます。来客数が見込める事業なら、大規模なビジネスに挑戦する価値は十分ありますね。
何度も説明していますが、事業が失敗すると大きな損失にもなり得るので、どれだけのリスクを取るかは慎重に判断して下さい。

②初期費用が十分にある人

初期費用が十分にある人も、事業用物件を借りても良いでしょう。店舗の規模を大きくすることで、集客できる人数も変わります。
初期費用が無い方は、最初は小さい規模で初めて、利益が出たら移転しましょう。初期費用が少ない人が、融資金額を増やして大きい規模で始めるのはおすすめしません。

事業用物件についてまとめ

この記事では、事業用物件について解説しました。大規模なビジネスを始めて大きな利益を上げたいと考えている方は、事業用物件と契約することをおすすめします。
最後に本記事の内容を簡単にまとめておくので、ご覧下さい。
事業用物件と契約する4つのメリット
①好きなように内装を変えられる
②大規模な事業を展開できる
③低い金利で資金調達できる
④事業が失敗しても投資にもなりうる
事業用物件は大きいので、顧客を多く受け入れることができます。その為、利益も跳ね上がりますね。
 
事業用物件と契約する4つのデメリット
①初期費用が大きい
②融資を組む難易度が高い
③管理や手間がかかる
④事業を直ぐに始められない
事業用物件はレンタル料が高くなるので、リスクは大きくなります。まずはリスクを抑えてビジネスを始めたいのであれば、事業用物件より小さな物件を借りた方が良いですね。
事業用物件と契約する際のポイント
①内装費がどれくらい必要なのか
②人が集まる立地にあるのか
事業用物件は大きいので、お客さんが集まらなければ固定費によって大きな赤字になるでしょう。人が集まる立地を選ぶことが、経営を上手く続けられるポイントです。
注意点としては、内装を全て変える場合は大きな費用がかかるので、あまり変えなくて良い物件を探しましょう。
事業用物件を契約するべき人の特徴2選
①大規模なビジネスを行いたい人
②初期費用が十分にある人
リスクを犯してでも大規模なビジネスを行いたい人は、事業用物件と契約しましょう。