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店舗物件の意味は?借りるまでの手順や賃料相場、お得に借りる方法などを紹介!

店舗物件の意味は?借りるまでの手順や賃料相場、お得に借りる方法などを紹介!

2022-01-26

こんにちは、店舗マッチ編集部です!
今回は『店舗物件』について、借りるまでの手順や家賃相場などを解説します。
トラブルも多い不動産契約。借主が何も知らないと、不利な契約を結ばされて余計な出費が増えることも。
そういったことを防ぐために、しっかり知識をつけましょう。
【この記事でわかること】
①店舗物件の意味
②店舗物件を借りる際の手順
③スケルトン・居抜きの違い
④店舗物件を借りる際のポイント
⑤店舗物件の家賃相場
⑥店舗物件をお得に借りる方法

『店舗物件』とは商売をするための物件のこと


街中にあるレストランやスーパー、駅に至るまで、何かしらの価値を提供して収益を得る活動をしている物件は全て『店舗物件』になります。
もし物件を借りて商売をするためには、必ず『店舗物件』を借りなくてはいけません。
気になる店舗物件を見てみる

店舗物件を借りるまでの4つの手順を解説


続いて、簡単に店舗物件を借りるまでの手順を解説します。

①店舗に求める目的や条件を考える

ノープランで店舗を借りてしまうと予算を圧迫したり、お客さんがこなくなったりと問題が起こることが多いです。
そのため、店舗に求める目的や条件をまずは決めましょう。
・想定集客数
・従業員の人数
・その物件でしたいこと
・想定売上に占める家賃の割合
などを最初に決めておけば後から負担が軽くなります。

②条件にあった店舗物件を探す

条件にあった店舗物件は仲介業者に問い合わせたり、ネット上で探すのが基本です。
不動産の知り合いなどがいる場合や、仲介業者と仲良くなるといい条件の物件を紹介してくれることも。
物件に事業の成功がかかっているといっても過言ではないので、妥協せず探しましょう。

③店舗物件を見学する

条件にあった物件を見つけてそのまま契約したら思ったより微妙だったということも。
そのため、店舗物件の見学は必ず行いましょう。
実際の立地を確認することで、事業がどのように進むかイメージできます。

④契約を結ぶ

契約は不利すぎず、かといってこちらが得すぎずといった契約を結ぶのがポイントです。
不動産は基本的に人間が管理しているので、そのあとの対応に差が出てきます。
契約を結ぶことができたら晴れて事業開始の第一歩です!

『スケルトン店舗』と『居抜き店舗』の違い


続いて、『スケルトン店舗』と『居抜き店舗』の違いを説明します。

①スケルトン店舗

スケルトン店舗とは、内装や設備など全てがまっさらな状態の物件のことです。
借主が自ら設備や内装を整える必要があります。
『自分の好きな内装にしたい』、『備品は自分で選びたい』といった方におすすめです。
内装や備品を整える手間や初期費用は居抜き店舗よりもかかります。
内装のデザインについて知りたい方は店舗の内観・外観デザインってどうすればいい?決定までの流れやおすすめ業者を紹介をご覧ください。

②居抜き店舗

居抜き店舗とは、前の借主の内装や設備をそのまま引き継いだ物件のことです。
内装工事や備品購入をする必要がないので初期費用や手間の削減になります。
ただ、内装や設備にこだわる方は撤去費用がかかるのでおすすめできません。また、設備の耐久力も新品よりは低めです。
居抜き店舗についてさらに詳しく知りたい方は居抜き物件とは?メリットや選ぶ時のポイントなどと一緒に解説をご覧ください。

店舗物件を選ぶ時の4つのポイント


続いて、店舗物件を選ぶ時の4つのポイントを紹介します。
①家賃
②立地
③周りの環境
④気に入ったかどうか

①賃料

家賃は後から変更することができない固定費なので、慎重に決めましょう。家賃を払えなくて倒産してしまう事業主は多いです。
大体売上の10%前後を目指すと楽に経営できます。逆に25%を超えてくると経営がうまくいかなくなる確率が高まります。

②立地

飲食店や美容室など、来店型の事業はお客さんが来ないと商売になりません。
そのため、まずは商品の単価や売上などを考えて想定集客数を予想します。そして、その想定にあう店舗物件を選びましょう。

③周りの環境

店舗の周りに廃墟が多かったり、変わった方が住んでいるとお客さんが来店しづらくなってしまいます。
そのため、実際に足を運んで周りの環境をチェックしておきましょう。

④気に入ったかどうか

どんなに条件が良くても、気に入らない建物で働くのは苦痛ですよね。気に入っていないのに契約してすぐに移転した、などのことがあると余計に経費がかかってしまいます。
そのため、最後は自分が気に入った物件を契約するようにしましょう。

店舗物件の賃料相場を業種ごとに解説


続いては、店舗物件の賃料相場を下記8つの業種ごとに解説していきます。売上の10%程度を目指しましょう。
店舗物件の賃料についてもっと詳しく知りたい方は店舗物件の賃料はいくらくらい?地域ごと・業種ごとの相場などを紹介をご覧ください。

①飲食

飲食店の賃料相場は21626円でした。(関東の一都三県、坪単価)
東京都心に近づけば近づくほど値段が上がる傾向があります。
飲食店のテナントに興味がある方はこちらから探してみてください。
データ引用元https://www.inshokuten.com/bukken/kanto/market/rent/

②美容・エステ

美容・エステの賃料相場は20600円でした。(関東の一都三県、坪単価)
飲食店とあまり変わりませんが、狭めの物件が多かったです。
美容・エステのテナントに興味がある方はこちらから探してみてください。
データ引用元https://www.athome.co.jp/jr_03/gys_tp115/

③オフィス

オフィスの賃料相場は14932円でした。(関東の一都三県、坪単価)
他の業種よりも安めですが、大掛かりな設備工事などがかからないのが理由と考えられます。
オフィス(事務所)に興味がある方はこちらから探してみてください。
データ引用元http://www.building.co.jp/wp-content/uploads/2020/02/MarketConditions_Zenkoku202009.pdf

④倉庫

倉庫の賃料相場は4875円でした。(関東の一都三県、坪単価)
倉庫・工場に興味がある方はこちらから探してみてください。
データ引用元https://www.kdr.jp/pdf/souba.pdf

⑤物販・サービス

物販・サービスの賃料相場は20199円でした。(関東の一都三県、坪単価)
オフィスに興味がある方はこちらから探してみてください。
データ引用元https://souba.builds.jp/

⑥福祉・医療クリニック

賃料相場は19682円でした。(関東の一都三県、坪単価)
福祉・医療クリニックに興味がある方はこちらから探してみてください。
データ引用元https://www.athome.co.jp/jr_03/gys_tp120/

⑦スクール・塾

賃料相場は21151円でした。(関東の一都三県、坪単価)
ある程度の広さが必要なので、賃料は高くなりがちです。
スクール・塾に興味がある方はこちらから探してみてください。
データ引用元https://www.athome.co.jp/jr_03/gys_tp131/

⑧その他(カテゴリに飛ばす)

その他の業種は、売上の10%程度の賃料を目指しましょう。高くても20%以下に抑えてください。
25%を超えてくると経営を圧迫して廃業の可能性が高まってしまいます。
その他のテナントに興味がある方はこちらから探してみてください。

店舗物件をお得に借りる2つの方法


続いて、店舗物件をお得に借りる2つの方法を紹介します。
簡単ではありませんが、ぜひチャレンジしてみてください。

①賃料交渉をする

・立地の条件が悪い
・店舗の空き期間が長い
・近くに同じような店舗ができた
・借主の事業計画などが良好で、長期間の契約を結ぶ場合
上記のような場合は、賃料交渉が通ることもあります。
特に、空き期間が長い場合や条件が悪い場合などは多少値下げしても借りて欲しいということが多いです。
自分が当てはまるな、と感じた場合は物怖じせずに賃料交渉をしてみましょう。

②助成金を利用する

実は、創業時に受けることができる助成金がいくつかあります。それらを使えば自己負担を少なく店舗物件を借りることができます。
詳しく知りたい方は下記のリンクをチェックしてみてください
東京都の創業時に関する助成金
神奈川県の創業時に関する助成金
埼玉県の創業時に関する助成金
千葉県の創業時に関する助成金

店舗物件を借りる時のに役立つ情報をまとめて紹介


続いては、店舗物件を借りる時に役立つ情報をいくつか紹介します。

店舗物件の賃貸契約書について知りたい

店舗物件を借りる際には、必ず賃貸契約書が必要になります。
詳しく知りたい方は店舗物件の賃貸契約書について知ろう!使いかたやテンプレートなどを紹介をご覧ください。

店舗物件契約時のトラブルについて知りたい

不動産は契約が複雑なので、どうしてもトラブルが多くなりやすいです。対処法としては、契約を隅々まで確認することが大切です。
店舗物件の契約におけるトラブルについて詳しく知りたい方は、店舗の賃貸契約でトラブルが起きた!頻出する事例と解決法を紹介をご覧ください。

店舗を借りた時の保証金について知りたい

店舗を借りる際の初期費用には、保証金も含まれます。
補償金やその償却などについて詳しく知りたい方は、店舗を借りる時の補償金ってどれくらい?償却期限などと合わせて紹介をご覧ください。

店舗を借りた時の保険について知りたい

店舗を借りるときは保険に加入しなくてはなりません。値段やどんな保険に入るべきか気になりますよね。
詳しく知りたい方は店舗を賃貸する時の保険って何?保険の形式や値段、おすすめの保険について紹介をご覧ください。

店舗と住宅が一緒になった物件を借りたい

店舗と合わせて住宅になっている物件も人気です。家賃が浮きますからね。
こちらについて詳しく解説している記事はこちらです→店舗と住宅が一緒の物件を借りたい!借り方や値段などを紹介

まとめ|店舗物件について

それでは、店舗物件についてまとめます。
・商売をするための建物が『店舗物件』
・借りる手順は『目的や条件を考える』→『それにあった物件を探す』→『見学する』→『契約する』
・スケルトンはまっさらな状態の店舗物件
・居抜きは設備などがそのままの店舗物件
・家賃交渉や助成金でお得に借りれる
店舗物件は経営する上でかなり大事な要素ですし、失敗してもなかなか移転などがしにくいです。
そのため、知識をつけてから借りるようにしましょう。
自分一人で店舗物件を借りれるかどうか不安な方は、仲介業者や専門家に話を聞いてみるのがおすすめです。
不動産の専門家に店舗物件の話を聞いてみる